濁流を啜るK、錬金術師M

 Nです。今日はスキーリフトで標高2000m上がってミドルディスタンス競技が行われました。N史上最高で最ゴツなテレインだったので、Kくんがめっちゃ早かったです。14位でした。3年早く生まれればスイスJWOCだったのに。

リフト降り場。一番底から登ってきました。

 さて、昨日の断水は今朝は収まっており、無事ライフラインが整いました。そんな夕方のKくんが今日の最初のハイライトです。

レースが終わって宿に戻り、スパゲッティーを茹でようと水を溜めたNが異変に気がつきました。「水、濁ってね?」と、Kくんに確認するのですが、アフリカでモテモテのKくんは「大丈夫」「いける」「飲んでみよう」

「泥の味がすると言われれば、泥の味がする」

 彼も賢かったので、ミネラルウォーターでスパゲッティを作ることに賛同してくれました。

 クッキング中にジュリア(太男)を呼び出し、「断水は終わったから、水を出しっぱなしにすれば透明になるよ」とGoogle翻訳で教わって、断水事件は一段落です。

Tくんが綺麗にフーディーというアプリで撮ってくれました。ささやかなソースがおいしかったです。

 

 今日のもう一つのハイライトを紹介します。スパゲッティを茹でる最中のMさんです。

冒頭で述べたように、今日はかなりの高地でのレース(しかもスピードが出ない実質ロング)だったので、みな少なからずダメージを受けていたのです。その上、帰りはリフトを使わずに全部徒歩!!オフロードを500mも下りました。

 宿に帰ってもダメージとして頭痛が残り、酸素が足りていないことに気がついたMさんが一言「炭素から酸素をつくる!」。本当に酸素が足りていないようです。

 明日は嵐の予報で、予定されたロング競技は明後日に順延。明日がレストデーとなったので、みんなしっかり休むことでしょう。Nはインターン申込も研究もアナリシス返信もその他業務も手付かずなので、頑張らねばなりません。

別宿に宿泊するオーストリア人のHくんはレストデーに嵐の中でのアクティビティを希望しており、彼も酸素が足りていません。明後日からロング・ミドル・ロングの3Daysとなるので、日本から我々一行の無事を祈っていただけると幸いです。

追伸:アリーナの写真とKくんのルート図を共有します。

M「明日(ロング)が怖い」、K「瑞牆よりキツかった」、N「パンピーには60分が限界」、H「キツすぎません!?(続くマシンガントーク)」、T「(他のみんなが食べた後に)俺のパンは??」
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